毎月安定してイベントストーリーを走れるようになってきたからこそ、振り返ってみたいと思います。
毎月後半に X(旧Twitter)のトレンドを賑わす公式 YouTube 番組「ぱかライブTV」。放送後に関連ワードがいくつもトレンドに入るため、X からこのブログに辿り着いた方からすると、その光景に見覚えがあるかもしれません。
番組内では毎度「ウマ娘 プリティーダービー」の更新情報が発表されています。その中でイベントストーリーの開催が告知され、ストーリーによっては育成に選べるウマ娘に新衣装が実装されます。ハロウィンにはコスプレ、夏には水着、新年には和服等、毎年様々な新衣装が公式からお出しされています。
イベント期間中に(誰でも良いので)ウマ娘を育成し、育成を通して「イベントポイント」を貯めていくと、イベントストーリーの続きが解放されることになっています。最後まで解放できると、報酬としてSSRのサポートカードが手に入ることもあります。
私もこのサポートカード欲しさに毎月、ウマ娘を育成してはポイントを貯めています。最近は1人育成するだけでイベントストーリーを最後まで解放できるだけのポイントを得られるようになってきました。せっかくなのでそのイベントストーリーも最後まで見届けているわけですが、色々なイベントストーリーを浴びてきたからこそ、拝んだイベントストーリーの感想を語らい合いたくなるわけで、この記事を書いています。
そもそもウマ娘ごとに全7話のキャラストーリーがあったり、「ウマ娘 プリティーダービー」自体のメインストーリーがあったりする本作。イベントストーリーも勿論、丁寧に作り込まれています。
イベントストーリーでは毎度、一定のテーマの下5人のウマ娘がピックアップされ、彼女たちが力を合わせて何らかのコンフリクトに立ち向かいます。道徳の教科書に載っている物語のような空気感です。
5人のうち2人に”新衣装”が実装され、もう2人に”サポートカード”が追加されます。言わずもがな新衣装もサポートカードも。イベントに合わせて開催されるガチャで引きてないことには自らの育成で使用できません。
残る1人もサポートカードが書き下ろされます。それが先に述べた報酬です。
サポートカードという報酬に辿り着くまでに必要なイベントポイントは7万(一部例外有)になっています。右も左もわからない状態でサクラバクシンオーを育成した際(第1話をご参照のこと)は1万ポイントくらいしか得られなかった気がします。ちょうど「今宵、リーニュ・ドロワットで」の頃(2022年3月末)の話です。
それから強いウマ娘が育成できるようになり、「A+」以上のウマ娘が育成できるようになってきてからはそのウマ娘の育成(とイベント期間中にチーム競技場に出走した報酬)で以って7万ポイントに手が届くまでになりました。大体「おもいより、おもいかけ」の頃(2022年10月末)の話です。
そのため、それ以降は毎月1人のウマ娘を育成するだけで十分になりました。それで以ってイベントストーリーは全て開放できるので。ちなみにプレイ日記で用いている画像はその育成の模様を録画したものからとってきています。ウマ娘のプレイ日記は毎月1人分更新できたら十分というつもりで制作しているため、現在までそのちょうど良いサイクルの中で進んできています。
裏側の話はさておき、今回の記事では私が最後まで読んできた昨年と今年のイベントストーリーのうち、特に好きだったものについて書き留めておきたいと思います。
下記16シナリオから4つピックアップしたいと思います。
- 今宵、リーニュ・ドロワットで
- 轟け、エール!トレセン学園応援団
- 鉄翼蒸気奇譚
- おもいより、おもいかけ
- Illuminate the Heart
- Happy new future ~朝焼けの絆~
- スイートメモリー・ティータイム
- Leap into a New World!
- されば君、かなし
- 神算鬼謀!?熱闘鬼ドッジ
- 宣誓 戦う君へのプロポーズ
- #summer #besties
- 夏の陽は、青く凪ぐ
- フェアウェルを継ぎ接いで
- 秋さびて、想ひ綴る
- A Gleaming Mejiro Gala
それでは参ります。
1 今宵、リーニュ・ドロワットで
自分が「ウマ娘 プリティーダービー」をプレイするようになったその頃に開催されていたイベントです。だからこそ私の中では”原点にして頂点”に位置付けています。以前配布された、未開放のストーリーイベントを特別に開放してくれる神アイテム「回想のしおり」はこのイベントに充てました(というのも当時は第6話を開放するので精一杯だったので)。
リーニュ・ドロワット(以下、ドロワ)とは、ウマ娘たちが在籍するトレセン学園におけるプロム(卒業式に合わせたダンスパーティー)です。
フジキセキとセイウンスカイがドロワのエキシビションダンスに向けて苦心する裏で、シンボリルドルフとシリウスシンボリ(親戚同士で育ってくるも、今や生徒会長、不良をとりまとめる裏ボスという袂を分かった2人)がハードボイルドな掛け合いを続けているという並行ぶりが面白かったです。そこに巻き込まれる格好の覆面DJ「!monad」ことエアシャカール。
三者三様の思惑が交錯するドロワ当日の予測不能感にハラハラしたのは、ウマ娘を始めた当初の私の脳味噌を焼き切るには十分でした。
2 Illuminate the Heart
去年のクリスマスイベントです。街のシンボルである”ハロンタワー”のイベントの公式アンバサダーに抜擢されたウオッカとダイワスカーレット。終盤、タワー外周の二重らせんになっている外階段の人感センサーを、下から順に点灯させることで以ってライトが頂上に昇っていく様子を表現するべく、互いの姿が見えない状態で2人がピッタリ速度を合わせてタワーを駆け上がっていく流れは、同室の友達以上仲間でライバルだからこそ為せる離れ業で感動しました。
それでいてイベントの最もおいしいところをセクシーなクリスマス衣装で掻っ攫っていくサクラローレルも脳をめちゃくちゃにしてくれましたね。
今春彼女のために天井を叩いたのも良い思い出です。
【実績解除】いろはす、初めてのソシャゲ天井
— いろはす/芭蕉 (@Irohasu1230) 2023年4月10日
青くなくってよかったな……。男装アルダンを深追いしても天井分は残していたので、計算上は大丈夫だったんだけど、1年近くかけて貯め続けたジュエルが瞬く間にすり減っていく様はつらいものがある。 pic.twitter.com/0QCP2i4SW1
3 されば君、かなし
今年のリーニュ・ドロワットもすごかったです。昨年とは異なり、競技としてのダンスパーティーで頂点を獲りに行くメジロアルダンとサクラチヨノオーの姿を描いた本気の内容でした。同室の2人だからこそ、夜、灯りも消して「これは独り言です。」という展開ができるのですが、そこで語られる本音の痛々しさたるや、ストーリーを一時停止するという限界ヲタク仕草無しに鑑賞することはできませんした。
そして私がドロワイベントに私が入れ込む最大の理由は、第7話にあります。ドロワイベントに限っては、第7話に”ライブ”が仕込まれるためです。
第7話に仕込まれていたライブが観たかったからこそ、「回想のしおり」は「今宵、リーニュ・ドロワットで」に充てたのでした。
メジロアルダン&サクラチヨノオーペアが本気で臨んだ今年のドロワですが、優勝ペア”ベストデート”の称号はトウカイテイオー&メジロマックイーンペアに贈られます。
優勝を逃すというビターエンドという、シナリオの読後感がそこまで良くないのもまた印象に残っています。
4 フェアウェルを継ぎ接いで
今年のハロウィンイベントでした。タニノギムレット脚本の劇のタイトルがそのまま表題になっています。ウマ娘のイベントシナリオ自体は第1話で導入があり、コンフリクトが表面化する第6話~第7話にかけて盛り上がっていくものだからこそ、「第6話 フェアウェルを継ぎ接いで<第1幕>」なんて表示を見せつけられた暁には興奮しないではいられませんでした。ノーカットで劇を堪能できた幸せたるや、個人的第1位を軽々塗り替えっていってくれました。
ウマ娘の先日のハロウィンイベントが個人的第1位を塗り替えていった。私は役に入ったエアシャカールに弱いのかもしれない。
— いろはす/芭蕉 (@Irohasu1230) 2023年10月23日
第8話はオチに充てられていますが、そこでのエアシャカールとファインモーションの濃厚な掛け合いも素敵でした。
という4選とさせていただきます。王道スポ根だった「鬼ドッジ」とキングヘイローが奮闘する「秋さびて~」も好きでした。
来年はどういうイベントがお出しされるのか、今からとても楽しみだったりします。来年もよろしくどうぞ。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。