4月になり、社会人として働き始めて2週間が経ちました。平日は仕事にがっぷり四つで向き合うとして、休日はこうやってのんびりとブログを更新したり、同じく社会人としてこの春働き始めた友達と電話したり直接会ったり。今のところは、ゆったりとして充実した日々を過ごせている気がします。
連載の第4回となる今回は、自分の大学デビューに相当する2018年について振り返ってみたいと思います。
【前回の記事はコチラ】
【回想録】芭蕉的、あの年のフェイバリットソングを振り返る ~第3回・2017年~ - 我が日常の裏・表
幸い浪人√に入ることなく大学生になった2018年。学部のオリエンテーションに揉まれ、西日本豪雨や大学の授業を乗り越える日々でした。地味にフォークソング部(いわゆる軽音楽部)に入りましたね。地味に。
今回は18年4月から年末までの間から、6曲を紹介します。ルールは下記の通りです。
<ルール>
・対象はその年発売・公開された曲に限る。
・1アーティスト/グループにつき1曲のみ選べるとする。
4 「鳥曇り」 須田景凪
「シャルル」で爆発的なヒットを巻き起こしたバルーンが,須田景凪名義で活動を始めたデビューアルバム「Quote」に収録されている楽曲です。
MVこそついていませんが、須田景凪氏本人の弾き語り映像が投稿されています。ファンからの人気が高いことも十分にうかがえる1曲です。サビのまくしたてるようで跳ねるメロディラインが、聴いていて心地良いですよね。
5 「リマインドブルー」 じん
”カゲロウプロジェクト”の正当な続編として制作されたアルバム「メカクシティリロード」の収録曲です。「サマータイムレコード」同様少し先の未来の話を描いているそうです。晩夏の草原を駆けるかのような雰囲気。
6 「なんて物騒な時代だ」 Neru
まくしたてる系ギターロック。3rdアルバム「CYNICISM」収録。4thアルバムの発売が待ち遠しいですよね。
7 「オンナは変わる」 ゲスの極み乙女
4人の演奏が巧妙に噛み合ったまま最高速で駆け抜けていきます。課長のスラップべ-スの安定感よ。あと間奏が”運命”。
8 「ラストダンス」 Eve
「ナンセンス文学」、「ドラマツルギー」から続く独特な空気感の結晶で、サビのフレーズが耳にこびりついて離れません。
9 「日常と地球の額縁」 ヒトリエ
この時代からヒトリエを追いかけていた人ならわかると思います。2018年のLovelessツアー、初演の京都磔磔。セットリストに「日常と地球の額縁」が入っていた衝撃を。
「アンハッピーリフレイン」に書き下ろされていながらもヒトリエとして演奏されたことのなかった楽曲が、突如としてセットリストに顔を並べていたのですから。
今ではドラムイントロ、ギターソロと見どころが多いためかライブでも頻繁に演奏される1曲に成り上がってしまいました。しれっとベースもえぐいスライドが多用されています。演奏で魅せるヒトリエらしい1曲として生まれ変わりましたよね。
シングル「ポラリス」リリースに合わせて、ヒトリエはツアー「Coyote Howling」を発表。いよいよ大学生になり、一人暮らしを開始した私にとって、このツアーは数年待ち臨んだチャンスでした。
実際、念願は叶ったわけです。ですが……。
次回もよろしくどうぞ。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。