我が日常の裏・表

いろはす/芭蕉(Twitter:Irohasu1230)のTwitterに収まらない話

【プレイ日記】ウマ娘 第5話 ゴールドシップ ~"有馬記念"という因縁~

 まぁいっぺん育成してみんちゃい、やばいけぇ。

(2023/02/19 3年目に関して加筆。完全版)

 

 私がこうしてプレイ日記を書き残している「ウマ娘 プリティーダービー」というゲームは、ガチャで引き当てたウマ娘の育成を楽しむのがメインコンテンツとなっていますが、全プレイヤー共通で楽しめる要素としてゲーム自体のメインストーリーも用意されています。

 プレイヤーは新人トレーナーとして、オグリキャップ離脱後と同時に先代から託されたチーム<シリウス>をメジロマックイーンと共に立て直していくストーリーです。ストーリーを開放していく過程で度々レースに勝つことが求められ、続きを読むにはそれなりに“育成”をしないといけないように設計されています。

 

 中でも苦戦したのがこの模擬レース”新旧エース対決”。中山・芝・2500m。かの”有馬記念”を模しています。ストーリーの続きを開放するには、チーム前エースであるオグリキャップに勝たなくてはいけませんでした。

 これまで育ててきた4人でどうにかできればよかったのですが、第1話・第2話の2人は短距離特化型なので論外。第3話のウオッカ有馬記念を走らせたのも無謀でしたし、春の天皇賞を超えられなかった、第4話①時点のミホノブルボンでもこのオグリキャップには敵いませんでした。

 

 有馬記念は2500mの長距離レース。これを制するためには、やはり生粋の長距離適性を持つウマ娘を育てる必要がどうやらありそうです。そこで白羽の矢が立ったのが、ゴールドシップ(通称:ゴルシ)でした。

 スタイル抜群の長身に、腰まで伸びる銀色の長髪。街を歩けばそれなりに視線を集めることもあるでしょう。「立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉が似合いそうなものですが、彼女の場合は「黙れば美人、喋ると奇人、走る姿は不沈艦」という言葉が知れ渡っています。

dic.pixiv.net

 モデル馬の逸話も強烈です。育成してみて改めて実感するのですが、兎にも角にも性格が破天荒。

 

 初めて育成した時には最後の目標レース(奇しくも"有馬記念")が超えられませんでした。それからしばらくして、ミホノブルボンで良い結果を残せたことで自信がついた(第4話②・③)ため、ゴールドシップでもリベンジを試みることにしました。本記事ではその模様をお届けします。

 

 その破天荒ぶりは登場の時から健在。

 

 

 学園の畑をボーリングしたところ、エデンを目指せとの秘伝の書を見つけたというゴルシ。それから彼女に担いで運ばれて無人島へ。トレーナーの「どうしてこんなことになってしまったんだ……!」が切実です。この流れで何でスキルPt.が上がるんですか。

 

 

 メイクデビューまでの12ターンがとりあえず長かったです。

 夜の公園で遊んだり(山岡って誰)、デートをしたり(トレーナーもマジなデートを期待してないわけでもなさそうなのがまた……)、ダンスレッスンに励んだり(その三位一体ポージングは横から観たら多分“卍”)、気まぐれでスピード以外のトレーニングを封印されたり(これは普通に困る)……。

 

 

 とはいえメイクデビューは余裕の勝利。次のレースはこちらが適当に決めることになりました。走るのは君だけどそれでも良いのか。

 

 正直彼女の日本語のセンスはかなり好きです。”ボキボキ☆トレーナー2つ折り”、“ウキウキ有期労働契約”なんて日本語、どうやったら思いつけるのやら。

 それとゴルシ、破天荒な言動でトレーナーを散々振り回していますが、意外とウマ娘相手にはうまく立ち回れないこともあるようです。マルゼンスキーシーキングザパール、さらにはスーパークリークにもしてやられています。あと先生にも。ざまあみやがれ(しかしやる気が下がる)。

  

 しかしトレーナーに対する扱いは相変わらず。ウオッカとのそれよりもカラッとしてフラットな、気の置けない関係とも言えます。夏合宿では焼きそばを売ったり、帰りのバスはトレーナーを合宿所に置いてけぼりにしてきます。(ちょ、ちょっと待ったー!)

 

 カラオケでメジロマックイーンとスタミナ対決をしたときには、ドリンクバーで生成した摩訶不思議な液体を躊躇なくトレーナーの口に流し込んできます(その味で意識が飛んだらしい)。3人で映画を観に行くこともありました。

 

 

 ちなみにレースの成績はこんな感じです。出走必須ではなかった日本ダービーで10着をとった以外は悪くないですね。

  

 

 脚質は”追込”。固有スキル「不沈艦、抜錨ォッ!」も、序盤で最後方につけながらレース中盤からじわじわと加速し続けるもので、終盤にかけて順位がカウントダウンのように上がっていくのが見応えがありました。14→9→2位と上がっていく。

 ただ固有スキルが発動しなかった場合は単純に最後尾を走るだけなので順位がひどいことになってしまいます。日本ダービーの10着がその好例。

 上記3枚の画像は菊花賞のもの。結果は2着。テイエムオペラオーに敗れました。日常においても、このオペラオーが歯ごたえのある曲者です。

  

 4時間も何やってんだ……。

 

 以下、加筆分。

 

 さて、そんなこんなで3年目・シニア級に入りました。

 2月、バレンタイン。普通のことは期待していないトレーナーに哀愁が漂っています。みんなバレンタインは甘いイベントですのにね。当日、想定外のことが起こるどころか、そもそもゴルシの姿が見えない。

 

「何かあったのでは」と不安がよぎる夕刻に電話。何でも真鯛を釣りに海に出ていたそうな。せめてトレーナーには一報入れていけよ……。

 

結局、夜の砂浜で彼女に捌いてもらった真鯛の刺身を頂くことになりました。ちなみに、真鯛の魚言葉は「宿命」とのこと。

 

 ウイニングチケットと社会人力を競う一幕も。

 

 

 山手線一駅分すら持たない忍耐力。

 

 4月にはファン感謝祭に参加しました。音当てクイズのはずが、木魚の扱いに激高したゴルシが突如として木魚リサイタルを開催。さらに……

  

私の徳も高まってきましたああ~~!! ←そうはならんやろ

エアギターで参加だあ~っ! ←やめろ

  

 

 レースに関しては、昨年暮れの有馬記念にて秘伝の書が送られていました。なんでも彼女の目指すエデンは海の底にあるという。

こうして、シニア級で出走する4レース(天皇賞(春)宝塚記念天皇賞(秋)有馬記念)にかけて、キーワードを集めていくことになりました。

 

 4つとも勝ってキーワードを順に集めていきます。

 

 

「すいぞくかん」……???

 

 因みにクリスマスには彼女が家に遊びに来てくれました不法侵入しやがりました。……ドリルともみの木と共に。

 

退去時にかかるであろう原状復帰費用のことを思うと、トレーナーに同情してもしきれません。

 

 さて、4勝したので満を持して「すいぞくかん」へ。

 

 するとまさかの理事長登場。エデンの下りは、やる気にムラのある彼女がレースに打ち込めるための個別の施策だったのでした。URAファイナルズといった全ウマ娘に向けた策を打つ裏で、1人一人のウマ娘もしっかり観察している教育力には頭が上がりません。

 

 

 その後のURAファイナルズにも完全勝利。

 とまあ、ゴルシにひたすら振り回される3年間でした。

 気が付いたらファン数は40万人の大台に乗っていました。評価も「A+」。どちらも文句なしの自己ベストです。

 ちなみに、問題の有馬記念はというとゴルシは出走させられませんでした。じゃあ誰なら勝てるんだ……。(この件に関しては、またいつか)

 

 次回は彼女です。