今回は前後編です。よろしくどうぞ。
ウマ娘もいわゆる”ソシャゲ”。
ゆえにログインボーナスもありますし、毎日こなすべきタスクもあります。ウマ娘においては「デイリーレース」「デイリーレジェンドレース」などがそれに該当します。
この「デイリーレジェンドレース」では、1日一回、自分で選んだウマ娘にレースを挑むことができます。勝ったらそのウマ娘のピースが貰え、一定数のピースを貯めると、ガチャで引き当てたり課金をしたりすることなく、そのウマ娘を自らの手中に収めることができてしまうのです(!)
一人当たり最大150日。1ヶ月に一人育成できれば良い方というプレイスタイルの私としては、150日なぞあっという間です。今回育成したフジキセキは、そのデイリーレジェンドレースの賜物です。育成しなおしたウオッカやいつかのミホノブルボンで、ピースを毎日コツコツと集めていたのでした。
フジキセキは、トレセン学園に二つある学生寮の一つ・栗東寮の寮長を務めています。マジックが得意でとにかく周囲を笑顔にしたい女の子です。エンターテイナーだからこそ、その育成は様々なウマ娘が登場して面白かったです。
三冠達成を序章として、エンターテイナーを目指していきます。
ところで、”エンターテインメント”を取り上げるうえで避けては通れない存在なのがテイエムオペラオー。このイベント<2大スター共演>は豪華でした。二人でオリジナルの作品を披露するのだそうですが、フジキセキがどちらを演じるかをぼくが選ぶだなんて!!!
熟考の末、「あえてのヒロイン!」をチョイス。
ごちそうさまでした……。
メイクデビューなんて、控室でこそトレーナーの緊張をほぐす余裕を見せてくれていましたが、ターフの上での表情は真剣そのもの。勝てて良かったです。
続いて出走したのはジュニア級のGIマイルレース・朝日杯フューチュリティステークス。
もちろん勝利。「ENDLESS DREAM!」の穏やかで優しいパフォーマンスが、彼女によく似合っています。
さて、三冠がかかるクラシック級。お互いにプレゼントとサプライズを送り合いながらトレーニングを積んでいきます。寮長らしく広い視点から気を遣ってくれるフジキセキと、
それに応えようと「サプライズ 景色 関東」で検索したり「今日はフジにサプライズだ!」と準備したりできるトレーナー。尊くて素敵な関係性です。
寮生がテレビで見守ってくれているという緊張の下で臨んだ皐月賞。7バ身差の完全勝利!!!!
アッ……「winning the soul」カッコよすぎる……。
続く日本ダービーへの期待が高まる一方、彼女の脚には違和感が。アグネスタキオンが絡んできたので空気感が一気に張り詰めます。
浮上する二つの選択肢。厳しい長距離レースを含む三冠路線の強行と、適性あるマイラー路線への転向。
ところで、困っているウマ娘は放っておけない彼女。無理して走っている後輩ウマ娘に声をかけたのですが、ピンポイントに地雷を踏み抜かれてしまいます。
「先輩は日本ダービーに挑戦できていいですよね」
画面越しに自分も胃が痛くなる展開。あのフジキセキですらココまで頭を抱える始末。
それでも、ここから自力で覚悟を決めてしまうのがフジキセキの強いところ。
翌朝、トレーナーにこう切り出します。
とはいえ一人のために自分の人生を賭けるのは流石に重すぎない?????君の人生でしょう??
訪れた決断の瞬間。今回はマイル路線を選択しました。
ところで、三冠路線からの進路変更で思い出すのが、先日育成したカレンチャン。二人ともオーディエンスを手玉に取る立ち回りが目立ちますが、その哲学は異なる様子。
そんなSNS談義の後、トレーナーに向かってこの一言。
ゾワリとする上目遣い。
NHKマイルカップ当日。まずは件の後輩ウマ娘に声をかけて、レース場に向かいます。ファンコミュニティ”フジキセキの会”も、路線変更後の初戦を見守ってくれています。
固有スキルも発動させ、見事な勝利を納めます。
マイル路線なので、ウイニングライブ楽曲は「本能スピード」。良い……。
夏合宿の帰り道にて。流石は寮長、寮生をしっかりと取りまとめています。
確かに夏合宿ってハードにトレーニングできる機会だし、帰り道はみんなすやすや寝息を立てるものでしょう。
流石にそういうからかい方は良くないって。
ある日のこと。ウマ娘大好きウマ娘ことアグネスデジタルに会いました。
手厚すぎるファンサも良いけど、もっと自分を大切にしてほしい。とはいえトレーナーも、しれっと撮影会の列に混ざります。
流石にそういうからかい方は良くないって!不束者ですがよろしくお願いします!
後輩ちゃんの件も一件落着。
続くシニア級では、距離の異なるレースに勝って「奇跡」を届けたいのだそう。
トレーナー相手に余裕を持って接する表情も良いですが、レース中やダンスレッスン中の、トレーナーがいない時のガチな表情もまた推せます。
余裕が無くなってきている部分を指摘する一幕もありました。時間をとって母親に会いに行きました。
しかしそれでも、高松宮記念(短距離.左の画像)、安田記念(マイル)、天皇賞(秋)(中距離.右の画像)を順調に制覇。
様々な距離のレースに出走したため、ウイニングライブの楽曲も多彩でした。これは4曲目「NEXT FRONTIER」。
心晴れやかにクリスマスを共にします。
流石にダイヤモンドのネックレスは重くないですか……??
異なる距離のレースを走る上で、最大の懸念は長距離適性です。控えているのは有馬記念。出走さえすれば育成は進むそうですが、勝てるなら勝ちたいですよね。
とはいえ、事前に準備した段階で、長距離適性は不穏の残る「D」。ステータス的には問題無さそうでしたし、序盤こそレースを順調に運べたものの、どうにもスタミナが持たず8着に散りました。
それでも、「グランドマスターズ(マイル)」で勝利を収めることができたので大団円でしょう。
最初の3年間を乗り越えたことで遊園地デートに行ってきました。
プロポーズじゃないですか……。
ちなみに、最終的な評価点は堂々の自己ベスト「SS」に到達。ちなみに記事執筆時点での最高記録です。
とはいえ、有馬記念で勝てなかったのは心残りです。思えばクラシック級でストーリーが分岐しましたが、あそこでクラシックロードを走りきる(特に3戦目菊花賞が3,000m)ことを選択していたら……。どうにも別の可能性への期待が残る育成となったのでした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。