我が日常の裏・表

いろはす/芭蕉(Twitter:Irohasu1230)のTwitterに収まらない話

【プレイ日記】ウマ娘 第1話 サクラバクシンオー~新米トレーナーいろは、ソシャゲのイロハを学ぶ①~

(2022.04.17 公開/2023.05.30 修正)

 

 4月も中旬になり、前回記事を更新した時には満開だった桜は、風雨にさらされ全部散ってしまいました。気を抜くとヒトリエファンの怪文書しか生成できない気がします。ジャンルを偏らせないために、今回はウマ娘怪文書を。

 

 昨年春のリリース時よりソシャゲ界の台風の目であり続けるウマ娘 プリティーダービー」Twitterで流れてきたセイウンスカイの漫画でその沼に引きずり込まれてしまいました。卒論執筆期間中は作業の合間にpixivで二次創作の小説を読み漁っていたのも、今となっては懐かしき思い出。

 アプリの方は半年ほど前にダウンロードしており、今日に至るまでログインボーナスを欠かさず手に入れてきました。さりとて、ホーム画面のTPとRPの意味も知らず、ずぶずぶとpixivの二次創作の沼を泳ぐばかりでは1ファンとしては無礼千万。いい加減にゲーム自体を遊ばなくてはファン失格もいいところ。

 春休みも後半に入ったある日、インターネット上に転がる数多の文献の力も借りつつ、私”いろは”のトレーナー人生は、彼女と共に幕を開けました。

 

 

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 手元にあるのはチュートリアルで得たわずかな知識と、たまに回してきたガチャで集めたなけなしのサポートカードが数十枚。右も左も分からない新米トレーナーである私”いろは”は、ゲーム開始時点で使える殿堂入り娘2人をウオスカに設定し、攻略サイトでおススメされていたサポートカードデッキを見様見真似で構築し、そのまま育成を開始するのでした。そう、本当に何も知らないで。

 

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 初心者が初めて育成するのに最も適していると評判のウマ娘サクラバクシンオー

 直情径行猪突猛進驀進な”学級委員長”であり、積極性が服を着て歩いているかのような性格が眩しい。その眩しさにトレーナーが若干引いています。その自己肯定感の高さに至ってはうらやましいくらいですね。言ってみたいわ、こんなセリフ。

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 レースに関しては「短距離」に適性があり、「逃げ」で戦っていくことになるという。字も綺麗で生真面目な性格とのことだが、頭を使うことに関してはとことん苦手らしい。

 

 メイクデビューまでの11ターン。バ鹿の1つ覚えのように「スピード」のトレーニングに励みます。毎ターンサポートカードのイベントが発生するのか、見ていて飽きません。

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 時にはサクラバクシンオーが巻き起こす奇天烈な模範的行動に巻き込まれることも。

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 そういう日々を送るうちに迎えたメイクデビュー。堂々の1番人気。

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 結果は……。

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完全勝利。パソコンのモニタでプレイしているため、大迫力でテンションが上がる上がる。これを飛ばすのは勿体ない。バ群を突き放して亥の一番にゴールに飛び込んでくれるその瞬間は、思わずこちらもガッツポーズをしてしまうもので。

 そして大画面でのウイニングライブ。十数体の3Dモデルが不具合なく踊っている技術に感服するとともに、自分の担当がレースで勝利を収めてくれた感慨に浸らせてくれるありがたいお時間です。このシステムを考えた人は本当に天才。キャラクターごとにボーカルが変わるから地味に飛ばす気になれず、ついつい聴いてしまいます。

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ウイニングライブ楽曲「Make Debut!」

 こうして、サクラバクシンオーは鮮烈なデビューを果たしました。GIを総なめせんと距離を問わず走りたがる彼女を宥めつつ、群雄割拠の短距離路線に身を置く日々が幕を開けたのです。

 

 次なる目標に向けてひた走る”いろは”トレーナーとサクラバクシンオー。7月前半のある日、我々は変人記者と出会います。

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 乙名史と名乗るこの女性記者、欲しかったであろう情報を聞き出せたときには恍惚とした表情で「素晴らしいですっ!!」と叫ぶ狂人。記者としての知識は持ち合わせているそうだが、良識は持ってなさそうです。

 

 レースに勝ったり……。

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 有馬記念を観に行ったり……。まずそもそも全ての人が学級委員長になるわけではないのでは?ちなみに正解は「人望」らしい。一応、仮定が偽だから数学的に見た命題としては真になるか……。要するに間違ってはなさそう。

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 それから年を跨いでトレーニングに打ち込む日々が続きました。

 言ってみたいですよね、こんなセリフ→f:id:kubinaga1230:20220416234808p:plain

 

 3月。サクラバクシンオーを担当するようになって2年目になろうかというところ。どうやらデビュー2年目のウマ娘はクラシック路線なるものに挑むのが定石らしく、サクラバクシンオーもそうしたいと言って譲りませんでした。

 クラシック路線とは皐月賞日本ダービー菊花賞の3つのレースのことを指しており、この3つ全てを制したものが「3冠ウマ娘」とのこと。彼女もそれを目指したいのだそうですが、皐月賞は2000m、日本ダービーは2400m、菊花賞に至っては3000mと、これまで彼女が走ってきたレース(1200~1600m)とは勝手が違います。……残念ながら彼女にクラシックの3冠に挑む適性はありません。

 そのことを納得させるべく”いろは”トレーナーが持ち掛けたレースがスプリングステークス、1800m。クラシックのレースと比較すると短いですが、バクシンオーの経験からすると長い。ゆえに、このレースに勝ったらクラシックに挑もう、ということで取引を持ち掛けていたのでした。

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 現時点では無敗のバクシン劇場、今後の運命を占うスプリングステークス。のちにクラシック路線で火花を散らす2人も参戦していました。結果は……。

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 4着。初めての黒星です。たづなさん曰く「根性」が足りなかったとのこと。「スピード」一辺倒で鍛えてきたのだから無理もありません。裏を返せば中距離以上のレースで戦うウマ娘を育てるなら「スピード」以外にも「スタミナ」「パワー」などに気を配り、バランスよく育てないといけないというわけです。

 このとき、私は悟りました。なぜサクラバクシンオーが初心者向けであるかということを。そして、なぜ中~長距離を主戦場にするウマ娘の育成が難しいとされるかということを。どうやら、より長距離のレースに出ようとするほど、与えられた同じ期間でより多くのステータスを上げておくことが要求されるみたいなのでした。

 

 この点、第4話のミホノブルボンが大変でしたね……。

kubinaga1230.hatenablog.com

 

 育成開始時点でのステータスをいかにして底上げするか、1回のトレーニングでのステータスの上昇量をいかにして大きくするか、今後の課題はそこにありそうです。

 

 しかし、負けても当の本人はこの表情。立ち直るのが早くてありがたいですね。

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 というわけで、再度短距離路線に照準を合わせ、我々の2年目が幕を開けるのでした。(つづく)