冒険の舞台は、フラワー王国。”おしゃべりフラワー”に迎えられ、デイジー姫を操作してゲームクリアを目指します。
<はじまりの花畑>を初めとする各ステージのそこかしこに咲いている“おしゃべりフラワー”が、気分を盛り上げてくれて楽しいです。所々にメタいセリフもあり、「今作の黒幕ってこの花なのでは?」という疑いの目を向けながら遊んでいるのは、ぼくだけではないハズ。
クッパを倒したところでこの花の親玉みたいなんが出てきて
「さすがはスーパーマリオの仲間たち。
よくぞジャマな大魔王・クッパを倒してくれたね!
~中略~
手始めにキミたちの国…キノコ王国から支配してあげるよ!」
なんて星のカービィWiiのマホロアみたいな台詞を吐く未来が見えます。
というわけで、この花に懐疑的な目線を向けながらステージをクリアしていきます。
ステージに1つ咲いている”ワンダーフラワー”に触れると、ステージの様相が様変わり。それが今作が「ワンダー」たる所以です。
ニンダイで初報が出た際にはその強烈な絵面がXのトレンドを搔っ攫い、「ガンギマリオ」がしばらくトレンドに居座ったのも懐かしいですね。
”ワンダーシード”を獲得すれば元通り。このシードはゴールで旗に飛びついて、コースをクリアしても貰えます。このシードを集めるほど奥のステージが解放されるようです。
最初のワールドは<ドカンロック平原>。平原に散りばめられているステージを順調に攻略していきます。難易度は☆が1~2個なのでまだまだ簡単。ステージ各所に咲く花を愛でたり、シリーズお馴染みのキャラクターたちとの交流を愉しみながらステージ最奥にそびえる城へ。
<城(パレス)>もワンダーです。
今作はコクッパ7人衆ではなくクッパJr.がボスを務めます。……が、彼もワンダー。
4回踏めば勝利ですが、踏むたびに彼と我々のサイズ感が変わります。大きさの上では圧倒的に有利に見える絵面ですが、すばしっこいのでこの形態が1番厄介でした。
パレスを攻略したことで、晴れて<フラワー諸島>へ進めるようになりました。
この<フラワー諸島>はワールド2というわけではなく、各ワールドを繋ぐ在来線のスターロードのようです。中央に居座る城クッパを眺めつつ、北の<モックモック高山>(本当のワールド2)を目指すことになりました。
”おしゃべりフラワー”があちこちに咲いているおかげで、その道中は賑やかです。
ワールド2<モックモック高山>に入ると、ステージもにわかに難しくなってきました。今作初登場の敵キャラが基本的に手強いんですよね。ワンダーの攻略を諦めたステージもちらほら。
”2Dアクションにもかかわらず十字キーを4方向使う”という不慣れな操作もお構いなしに、新キャラ”メリコンドル”が突っ込んできます。
でも背伸びして☆4のステージをクリアできた時は嬉しかったですね。マリオメーカーの上手な人に一歩近づけたような気分。
そのまま調子に乗ってもう1ステージ手を出しましたが……
数時間遊んだ疲れも出てきたので、今回はここで一区切りとしましょう。お読みいただき、ありがとうございました。