我が日常の裏・表

いろはす/芭蕉(Twitter:Irohasu1230)のTwitterに収まらない話

【プレイ日記】ポケットモンスター ソード 冠の雪原①;黒い愛馬に魅せられて

キミの愛馬が!

 

 発売より経過すること数年。ばしょを、遅ればせながらカンムリ雪原へ。

 駅を出て早々、出会った騒がしいおっさんに気に入られ、紆余曲折を経て雪原に散らばる伝説を調査しまくることに。

 最初の獲物は“豊穣の王”。おっさんが枕にしていたらしい木製の置物を然るべき場所に返し、木彫りの像を然るべき姿に復元したところで本物が登場。意思疎通しあぐねているところにちょうど良く依代(おっさん)が。すると――。

リリース当初バズっていたやつ!!!!
こんな早くにお目にかかれるだなんて!

 ピオニーの身体を借りて喋る、豊穣の王ことバドレックス氏。かつてはこの地を治めていたというものの、昨今はその力もすっかり衰え、愛馬にも愛想を尽かされ、終には人間たちにも忘れられてしまったとのこと。自らの境遇を嘆きつつもこうした発言が出てくる辺り、忘れ去られるのも致し方なさそう。

 ちなみにこのやり取りをした場所の裏に“ドわすれ”のわざレコードが落ちていました。皮肉かよ。

 豊穣の王なら、自分の愛馬なら、その好みの作物(=にんじん)くらい把握しておいてやれ、という言葉をグッと飲み込んで協力を続けます。会話の度にわざわざピオニーを呼びつけるな。

 にんじんのタネは村長がマックス鉱石8個と交換してくれるという……。

 

 このマックス鉱石8個を集めるのが大変でした。この鉱石、ピオニーと打ち解ける過程で1度挑んでいた、雪原の追加要素“ダイマックスアドベンチャー”の報酬として手に入ります。4人でチームを組んで各自ポケモンをレンタルし、マックスレイドバトル3連戦に挑みます。その3戦目には他所の地方の伝説のポケモンがお出まししてくれるのが魅力的である一方、1人で挑んでいるためNPC3人の挙動に理不尽に振り回されるのが恒例です。普段の相棒と挑めず本調子ではないうえに、NPCが心許ない状況で、伝説のポケモンにあえなく蹂躙される。それでいて報酬のマックス鉱石は3、4個。

 たかだか8個の鉱石のために、費やしたく無い労力を割いて挑むこと3回。運の良いことにラティオスを捕まえることができました。今回の報酬は9個。1回でここまでの戦果を挙げたかったものです……。

 ここでしか出現しないであろう伝説のポケモンたちが、図鑑完成に必須でないことを喜ぶばかりです。もう二度と来るまい。

 

 にんじんのタネをゲットしてからはトントン拍子で事が進みました。貰ったタネをどこの畑に植えるかによって、育つにんじんが白いものか、黒いものに変わるのだそうです。白い愛馬は白いにんじんが、黒い愛馬は黒いにんじんがお好きだそうで、今バドレックスの思い出すべき愛馬が白(ブリザポス・こおりタイプ)か、黒(レイスポス・ゴーストタイプ)かはトレーナーが選ぶことに。ゴーストタイプ愛好家として、ここは黒い愛馬に即決。

 バドレックスの力も借りて、愛馬の好物・黒いにんじんを生成するのでした。

 例にもれずピオニーをも連れてきたバド氏。シュール。

 

 にんじんの匂いに釣られて村を襲う黒い愛馬・レイスポス。ボールを投げて良い相手ではないとのこと。

じゃあ気兼ねなく倒させてもらいますわ。

 

 一連の流れを村の端から眺めていたバド氏。愛馬を再び手なずけるべく、キズナのタズナを作ることに。村長の家系がその役目を担っていたというものの、タズナの作成はその数世代上で途絶えてしまったそうな。今を生きる村長が一念発起するも……

失敗。ガチでしょげるばしょを。ここまで凹んだ表情をしているのも珍しいです。

 しかし偶々村長の家を訪ねたピオニーがちょちょいと解決してくれました。顔に似合わず中々やりよる……が、雪に朱が映える探検隊服は外でもないピオニーお手製です。

 家を出たところでまたもピオニーが輝きながら浮き始めました。ついに1人でできるようになったかと感動していたら上からバド氏が登場。

山頂のカンムリ神殿で待っているという。おれも隊長みたいに連れて行ってよ……。

 

 仕方が無いので山頂まで1人で登っていきます。

 道中、レジアイスの顔の模様の記された遺跡を発見。山頂に拉致されているはずのピオニーから電話が入る。まずはご自身の安全を案じてほしい。

 さらにダンバルメタングメタグロスという屈指のレアポケモンを捕まえながら長い道のりを進みます。

ちなみにダンバルは全ポケモンでも屈指の捕まえにくさで有名。

 

 山頂の神殿。どちらかというと宮殿のような佇まい。

にんじんを然るべき場所に捧げ、愛馬の帰りを待ちます。帰ってくる愛馬、飛び乗って宥めるバド氏。何という荒々しさ。

 バドレックス、覚醒。黒い愛馬に跨って、心なしか外套も豪華になっています。本来の力を取り戻した彼と拳を交える舞台が整いました。どうやら愛馬の影響を受けてゴーストタイプが入っている模様。ロトムユキメノコで慎重にHPを削り、最後はプレミアボールで捕まえました。

 

 バド氏からテレパシーでこの一言。村には心なしか豊穣の力が戻ったようです。(そもそもテレパシーで会話できるなら、わざわざピオニーを輝きながら浮かせる必要なんて無かったのでは……?)

 最後に、今回の旅で捕まえた珍しいポケモンたちでキャンプを開きました。伝説のポケモン3体にメタグロス系統。絵面が豪華。黒い愛馬のデザインが本当に秀逸。主力メンバーとして活躍してもらいたいものですね。



 ここまでお読みいただきありがとうございました。

 次回は道中に見つけたあの神殿に起因する伝説に挑んでみようかと。