この男、赦すべからず――。
高校時代の友人は言いました、「ポケモンは、ストーリーがチュートリアル」と。
今となっては、彼が言いたかったこととは違う形で私も大いに納得させられています。
さて、前回の記事で鎧の孤島のストーリーをクリアしたことを報告しました。公開こそ1カ月前ですが、実際にプレイしたのは1年半も前のこと。
ストーリーをクリアしたチャンピオン・ばしょをには、ヨロイ島でやり残したことが2つありました。
1つは、ディグダ(アローラのすがた)を前に微笑むこの男の頼みごと。
何を思ったか151匹のディグダをヨロイ島に持ち込んだこの男性、しかしディグダたちはみんな島中に逃げ出してしまったそうです。
初めて僕が島を訪れた1年半前、マスタード師匠と出会う道場への橋の前にて、頭頂部の毛を覗かせていたディグダを見つけたところ、この男性と出会い上記の事情を耳にしました。それで「島中に散らばった150匹のディグダを探す」ことに……。
ダクマを育てるべくヨロイ島の各地を巡るついでに、こんな調子で隠れているディグダを見つけていきました。ほとんど背景と同化しているため、割と目を皿にしないとそもそも見つからない。
前回マスタードを倒して以来、僕がポケモンから1年半も遠ざかっていたのはこのイベントの所為。
この記事を出したことを皮切りに「いい加減にディグダを全部見つけて冠の雪原に行こう」と心を入れ替え、勉学と就活の合間を縫ってディグダ探しに勤しんできました。
【プレイ日記】ポケットモンスター ソード ここまでのあらすじ - 我が日常の裏・表
とはいえ、残る70匹少々のディグダを探し出すのは容易ではありません。なまじ自力で70数匹見つけてしまったからこそ、攻略サイトの力は借りたくないもので。本来ならば、鎧の孤島の話は前回の記事だけで完結させるつもりでした。えぇ、つまり間に合わなかったんですよね。前回の記事までに。
「ポケモンは、ストーリーがチュートリアル」とはまさにこのこと。どれだけ島中を練り歩いてもディグダが見つからない。たった数百文字の進捗を報告するための裏作業に、何十時間もの時間が溶けていきました。僕が普段から追いかけているこの実況者が、折に触れて裏作業が大変だとこぼしていたのが思い出されます。(Twitterのプロフに記載したからあげ劇場とはこの人のこと)
最後の1匹が見つかったのは3月5日の深夜。全部見つけた旨を報告したところ、元凶はこの反応。貴様が始めた物語だぞ。
……もう二度とこんなイベントやりたくない。
さて、ディグダの件が片付き、鎧の孤島編の完結が見えてきたので2つ目の用事に移ります。言わずもがなそれは、鎧の孤島に生息するポケモンを全て捕まえ、“ヨロイ島ずかん”を完成させること。
“シールド”限定で出現するポケモン(クズモー系統、ヘラクロス)は交際相手の力を借り、そのうえでアメや育て屋をフルに活用してつい先日、全211匹を図鑑に登録することができました。
うっかり倒してしまったがために次なる出現機会を数日待つことになってしまったメラルバと、進化に必要な道具を入手するために冠の雪原を彷徨うことになってしまったヤドキングが厄介でした。
何はともあれ、全211匹を登録したので成功報酬を頂くことができました。
因みに、端数の1匹は2021年初頭に公開された映画「ココ」の前売券と劇場を通じて配布されたザルードのこと。
父と子の関係をテーマにしたこの映画を観たあの日の夜、研究室選択の締切が迫っていた僕は、親父に電話して大学院に進学することを念頭に置いて応用数学系の研究室に進むことを通達したのでした。(結果的にその後、Turingパターンの連載が成り立つ程度の技術だけを掠め取り、研究室を不承ながら移動して現在に至っています)
ザルードを持っていた記念に、映画で主人公のサトシが被っていたキャップを頂きました。そういえばサトシって引退するんですよね……。
とりあえずこれでDLC第1弾・鎧の孤島編は完結。第2弾の冠の雪原まで含めて春休み中に完結させたかったのですが、あまりに無謀でした……。
以下、近況報告と今後の展望()です。
ライブの感想を皮切りにブログを初めてちょうど1年。採算の合わない小さなブログを運営するマインドは、この記事と、このツイートにあります。
自分がそうだったように、CDやゲームの感想を読み漁る誰かにぶっ刺さるようなブログを作りたい
— いろはす/芭蕉 (@Irohasu1230) 2022年3月15日
これでも1つ1つの記事を、読みやすい、丁寧なものにしようと更新を進めてまいりました。
さて、この1年をかけて、自分なりの文章が多少わかってきたこと、「はてなブログ」で拘るポイントがある程度見えてきたことも相まって、この度「1周年校正祭」を開催したいと思います。不慣れだった部分が目につく記事は読み直していて恥ずかしくなるため削除し、逆に幾つかの記事は「note」にも転載してアクセス数を微増することも目論んでいます。
当ブログ「我が日常の裏・表」を今後とも何卒よろしくお願いいたします。
<追伸>
現時点で参戦を予定しているライブは、
です。来春には上京することも決まりました。お金を貯めつつ、他のアーティストのライブにも足を伸ばしたいところです。